(韓国・朝鮮日報 4月27日)
「訪米、安倍総理のでたらめな慰安婦(問題)謝罪、“すまない気持ちに”・・・米議員でさえ戸惑う!!」
安倍晋三日本総理が、米国訪問初日の26日、日帝強占期の従軍慰安婦問題と関連、真心がこもった謝罪と言うには、全く期待に及ばない“すまない気持ち”(Sense
of Apology) と言う発言をして米議員でさえ当惑させたと判明した。
特に今回の発言は、安倍総理の訪米直前、慰安婦問題に対する度重なる謝罪発言があったが、この問題を眺める彼の認識に決して変化がない事を端的に見せてくれる明らかな証拠という指摘が出て来ている。
安倍総理は訪米直前、ナンシー・ペロン下院議員、ヘリー・リドン上院民主党院内代表など上・下院院内指導者10余名に会い、慰安婦たちに“すまない気持ちを持っている”と言う曖昧模糊な儀礼だけの謝罪表現を使用したのだ。
特にこの表現は、英語では探しにくい日本式の造語方式に従って作られた国籍不明の言葉だ。
安倍総理の今回の発言は、過去の日本の天皇や前任総理らが不幸だった韓日両国の歴史を言及しながら“痛切な反省”・“痛惜の念”など曖昧模糊な意味を載せた新しい単語まで作っていき、使用した方式をそのまま踏襲したものとしてワシントン外交専門家たちは見ている。
これと一緒に安倍総理が先月5日、参議院予算委員会でも軍隊慰安婦が広義の強制性はあったが、官憲が家に押し入り、閉じ込め、連行したと言う“狭義の強制性”を支える証言がなかったのであり、総理として謝罪する意志がないと言う自身の立場を決議案審議を前にしている議会の議員らを相手に再確認させようとしたのではないかと言う分析も出ている。
実際に安倍総理は、今回訪米直前に米国言論であるニューズウィークとワシントンポストでのインタビューでも責任を感じて、総理として謝罪するという表現を重ねて使用したが、慰安婦動員過程で日本政府が法的に責任をとって当然なことをしたという表現をどこででも使用しなかった。
また安倍総理は、慰安婦強制動員を否認する発言をした後、繰り返される論議の中でも“河野談話を基本的に継続している”と明らかにしながら河野談話で一部でも認定した日本軍による強制動員の事実を決して認めようとしなかったのは、これと同じ分析に支えられているということだ。
この為、安倍総理が慰安婦問題と関連、新しい姿をを見せてくれる機会が十分に与えられなかったが、これを自ら進んで放棄することで慰安婦決議案通過の良し悪しを前に悩んでいる米議会の議員たちの荷物を反って、減らしたという分析も一緒に出ている。(訳 柴野貞夫)
|